ここではAndroidアプリケーションプロジェクトの作成から、Hello World文字列の出力までを解説していきます。
プロジェクトの作成
プロジェクトとはひとつのソフトウエアを動作せせるためのプログラムファイルや、画像などの色々なファイルをひとまとめにしたものです。
Androidのプロジェクトを作成するにはEclipseを使用します。まずはEclipseを起動しましょう。
Eclipseが起動したらメニュバーの「ファイル」->「新規」->「その他」を選択するとウィンドウが開くのでその中の「Android」->「Androidアプリケーションプロジェクト」を選択します。
次に新規プロジェクトを作成するウィンドウが開くのでこのウィンドウ内でプロジェクトの設定を行っていきます。
- アプリケーション名: アプリケーションの名前
- プロジェクト名: プロジェクト名(ワークスペース内にプロジェクトとして表示)
- パッケージ名: パッケージ名(最初に動作するプログラムのパッケージ)
- 最小必須SDK: 動作するのに必要な最低限のSDKバージョン
- ターゲットSDK: 対象のSDKバージョン
- 次でコンパイル: コンパイルするSDKバージョン
- テーマ: 画面のアクションバーの設定
「アプリケーション名」に適当な名前を入力します。
ここでは「SampleBrogger」という名前で登録します。
「パッケージ名」に適当な名前を入力します。
ここでは「com.sample.brogger」とします。
「最小必須SDK」この値を低くすれば昔のバージョンの端末でも正常に起動出来る様になります。
ここでは、「API11:Android3.0」とします。
「ターゲットSDK」お好きなバージョンを選択してください。
ここでは、「API14:Android4.0」とします。
「次でコンパイル」
ここでは、「API14:Android4.0」とします。
ここまで設定できたら「次へ」を押しましょう。
開いた画面での設定はデフォルトのままでいいですが、一応各項目について簡単に説明していきます。
- カスタム・ランチャー・アイコンを作成する
起動用アイコン画像を設定するか否か(チェックを入れるとアイコン画像設定画面がが次に表示) - アクティビティの作成
アクティビティクラスを作成するか否か - このプロジェクトをライブラリーとしてマークする
プロジェクトをライブラリとするか否か - ワークスペース内にプロジェクトを作成
ワークスペース内にプロジェクトを作成するか否か
色々説明しましたが、この画面はデフォルトのままで「次へ」ボタンを押し「完了」ボタンがアクティブになるまで、「次へ」ボタンを押し続けます。
「完了」ボタンがアクティブになったところで、そのボタンを押しプロジェクトが作成されます。
完了したら、そのまま何もせずに実機又はエミュレータなどで実行してみましょう。
実行はeclipseのツールバーにある緑の再生ボタン(①)を押すと実行されますが、初めて実行する際は、実行ボタン横の三角をクリックし「実行の構成を」選択しましょう。出てきたウィンドウでAndroidアプリケーション(②)をダブルクリックし、参照ボタン(③)を押し先ほど作ったプロジェクトを選択しましょう。最後に実行ボタン(④)を押すと実行されます。
実行はeclipseのツールバーにある緑の再生ボタン(①)を押すと実行されますが、初めて実行する際は、実行ボタン横の三角をクリックし「実行の構成を」選択しましょう。出てきたウィンドウでAndroidアプリケーション(②)をダブルクリックし、参照ボタン(③)を押し先ほど作ったプロジェクトを選択しましょう。最後に実行ボタン(④)を押すと実行されます。
「Hello World」が表示されたら成功です。
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